4月17日~20日の三泊四日で、台湾の台北、台中、嘉義、台南の念仏道場を訪問いたしました。
山岡 和知上人(姫路)、台湾出身の西浦 珠未さん(横浜)、張 慧美さん(横浜)とご一緒しました。
この旅の目的は、いつも24時間不断念仏会に念仏中継をしてくださっている慕西念仏会と菩提学苑への御礼訪問と、台湾日本の念仏交流を図ることでした。
羽田から3時間半で台北松山空港到着。チャーターしたタクシーで台北中心街へ移動しました。
西浦さんの親友で25年来の念仏道友、黄(こう) 莉瑛さんが手作りのフラワーレイで出迎えてくれました。彼女がこの旅のコンダクターとして念仏道場との連絡手配をしてくれたのです。
昼食後、再びタクシーで福厳佛学院へ。院長の厚観法師の出迎えを受けました。僧侶の専門教育機関として多くの逸材を排出している研究所と伺いました。現在は海外の学生を含め30数名の方が研鑽しているようです。
西浦さん、張さんの師匠でもある厚観法師は、一昨年七月に比叡山松禅院の念仏道場でお会いしています。坂本市内で食事をご一緒したときは、完全な菜食主義で、そばつゆのだしもダメということで、もりそばに醤油をかけて召し上がっていました。
佛学院一階正面は図書館、二階が釈迦三尊を祀る本堂になっています。三礼、摂益文、念仏、総回向文、十念、三礼を称え師父土屋光道の著書と土産を差し上げました。法師からもご本を頂戴いたしました。
法師の師匠で前院長の博物館見学や学院の説明を熱心にお聞かせいただき、二時間近くもおじゃまを致しました。
4車線もある立派な高速道路で台中の裕元花園酒店(ウインザーホテル)へ。二十数年ぶりの台中、あまりの変貌ぶりに驚きました。ドンドンと高層の建物が建築されています。
ホテルは張さんの娘さん 君ちゃんが予約してくださいました。横浜国大卒の才媛ですが今は台中で働いています。プールやフィットネスジムのある立派なホテルの20階。pm2.5のせいか視界が限られます。山岡さんも私も鼻の調子がよくありません。