観智院は東京都港区芝公園にある浄土宗のお寺です。
戦国時代末期より続く歴史があり、江戸時代に入り大本山増上寺が芝に移転してからは、
増上寺の子院の一つとなりました。
名前の由来は、増上寺の住職であった観智国師が当院に隠棲したことからと言われています。
- 院号
- 観智院
- 宗派:
- 浄土宗
- 歴史:
- 増上寺山内寺院 詳しくは「観智院の歴史」をごらんください。
名誉住職紹介
昭和3年2月2日東京生まれ
東京大学宗教学修士課程卒業
土屋観道、中野善英に師事、第22世住職となる。
浄土宗東京教区教化団長、大正大学伝道学講師、大本山増上寺布教師会会長、
浄土宗総合研究所客員教授等歴任
真生同盟主幹として宗派を越えた念仏修養会を全国的に展開している。
平成17年10月23日名誉住職就任
平成29年6月26日 逝去
住職紹介
昭和34年5月19日生まれ
学習院大学文学部史学科、大正大学仏教学部浄土学コース修士課程卒業
土屋光道に師事、第23世住職となる。
前浄土宗東京教区教化団長、総本山知恩院布教師、
大本山増上寺布教師。
鎌倉大仏月夜の別時念仏会、1000礼拝行など念仏体験の行事を開催する。
24時間不断念仏会ではインターネット配信で、世界の念仏道友との交流を目指している。
ご本尊さま
観智院のご本尊さまは「大悲真生阿弥陀仏」です。
平成4年に開創400年を期して現在の観智院が落成いたしました。それに合わせ大悲真生阿弥陀仏を造立させていただく事になりました。
彫刻家の小針淳仏師の作で、無限の美を追求し、心を込めて制作されました。
※画像はクリック(タップ)で拡大可能です。
胎内仏
また、ご本尊さまの胎内(お腹の中)には3000を超える摺り仏が胎内仏として込められています。
本堂改築・ご本尊さま造立においては、檀家の方々や真生会の方々、ご縁のある方々に浄財を集めさせて頂きました。
せっかくご縁を結んで頂いたという事なので、仏師の方に版画を作って頂き、それを刷って寄進をいただいた方のお名前と願い事を書いていただき、それを集め、和紙に包み、胎内に収めてあります。
加えて、住職である土屋正道も京都・大垣・銀座・新橋等で托鉢をさせていただいたおりに、
1円でも入れて頂いた方にも、同じように書いていただき、集まったものを収めてあります。
所在地・連絡先
- 住所:
- 〒105-0011 東京都港区芝公園2-2-13
- 電話:
- 03(3431)1450
- ファックス:
- 03(3431)7807